ひと口説法ー3 電化から霊化社会へ(日蓮宗新聞)
20世紀は、簡単なスイッチオンだけで、闇夜と徒労を打破する電化生活の普及期でした。しかし、この国の幸福感は今イチで、異次元の光明と動力源が渇望されます。
それは鎌倉期、宗祖日蓮聖人の三大誓願(我れ日本の柱・眼目・大船とならん)とその方途、三大秘法として、既に準備してありました。
本門の本尊・お題目の光明(霊光)で心の闇を照らして、自身の仏子を開悟(自体顕照)し、
本門の戒壇・佛國土建設に、向かわずには居られない(霊力)、と言う本化菩薩集団が高次の光と力を社会に発揮します。
本門の題目・そのアクセスは簡単で、心のスイッチを妙法蓮華経(霊気)にオン(南無)し、口唱するだけで、ご本仏の守護を得て安全・安心裡に生活するシステムです。
この不思議な霊化生活を、先ず日本国に実現し、世界に普及するのが21世紀・日蓮教団(僧俗)と日本国民の使命です。
岩手県布教師会長・善慶寺住職・三浦恵伸
H24.11.20掲載